● Webサーバーを構築する - Webサーバー設定の下準備 -
1 Webサーバー設定の下準備をする。
Red Hat Linux7.2をインストールしたときにWebサーバーソフトの「Apache」はすでにインストールされていますので、サーバーソフトのインストール作業はありません。
まず始めにWebページ(htmlファイル)の保存先フォルダを作成します。ここではわかりやすいフォルダにします。右図の「/home」フォルダ内に「wwwpage」フォルダを作成することにします。
2 Webページアップロード用のユーザーを作成します。
Webページ保存先フォルダを作成するのと同時にファイルのアップロード用ユーザーを作成します。
ユーザーの作成方法は、Linuxを起動したときに開かれる「ここからスタート」ウィンドウ内にある「システム設定」を開き「ユーザー管理」で行います(ウィンドウが開いていない場合はデスクトップにある「ここからスタート」から開くことが出来ます)。
「ユーザー管理」を起動すると、「レッドハットユーザーマネージャー」ウィンドウが開きます。「新規ユーザ」ボタンをクリックして作業を進めます。
すると「新規ユーザの作成」ウィンドウが開きます。「ユーザ名=wwwpage」「氏名=任意の文字列」「パスワード=任意の文字列」を入力してください。ログインシェルはそのままで結構です。「ホームディレクトリの作成」のチェックを有効にし、「ホームディレクトリ」欄に「/home/wwwpage」と表示されているのを確認します。
問題が無ければ「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。これでアップロード用のユーザーとフォルダが作成されました。