● サーバーを構築する前に - サーバーを構築するための下準備 -
○ サーバー構築に必要なもの。
ある程度のPCのスキルが必要です。難しく考える必要はありませんWindowsを普通に使えるくらいのスキルで十分です。インターネットやメールが出来るくらいで、とりあえずは大丈夫です。
次に、ご使用のプロバイダーからグローバルIPアドレス(動的・固定に関わらず)があたえられているか確認します。たいていの場合動的グローバルIPアドレスがあたえられていると思います。しかし、CATVなどの場合ローカルIPアドレスの可能性があります。その場合はサーバーを構築することが出来ません。また、グローバルIPアドレスであっても、プロバイダーによっては自宅サーバーを禁止している場合もありますので、立てて良いかどうかの確認を必ずしてください。
できればサーバー用にパソコンを一台用意してください。Windowsでサーバーを立てる場合はWindowsが快適に動くくらいのスペックが必要です。Linuxでサーバーを立てる場合はPentium以上のマシンであれば問題ありません。ただしGSHSではX Window Systemを使用しますのでWindowsの場合と同等のスペックが必要です。もちろん高スペックであればあるほど良いです。
通常使用との併用もかまいませんが、マシンが不安定になるので、お薦めしません。
○ Windowsでサーバーを立てる場合の準備。
Windowsでサーバーを立てるには、まず始めに重要なデータをバックアップしておきます。
次にネットワークの設定をします。コントロールパネル→ネットワーク→TCP/IPのプロパティーを右図のように設定して再起動します。
これでWindowsの準備が出来ました。
○ Linuxでサーバーを立てる場合の準備。
Linuxでサーバーを立てる前にRed Hat Linux 7.2のインストールディスク2枚をRedHatのダウンロードサイトからダウンロードしてCD-Rに焼いておきます。CD-Rをお持ちでない場合はLinuxの雑誌などに付属しているCD-ROMをお使い下さい。
WindowsとLinuxを共存させる場合は、重要なデータをバックアップしデフラグをかけておきます。またハードディスクの空き容量を確認してください。最低1GBは必要です。