4月5日記 進化論否定者からの投稿?

25歳・女性の方からの下記のような投稿を受けた。

このHPをつくられた方は、本気であなたの先祖が猿だと思われてるのですか?動物園のさるの檻の前で、ああ私の御先祖さま、、、とでも、思われてるのですか?ーペンネーム:人間の先祖は人間ですより

で,投稿のきっかけになったと思われる懸賞のクイズがこれ。

「ヒゲクジラ,ハクジラが現われたのは,いつ頃?」

○およそ3億年前 
○およそ3,000〜4,000万年前 
○およそ300〜400年前

んで,このクイズにもとになっている。記事は下記

 もっとも古いクジラは,ムカシクジラ亜目のプロトセタス類で,およそ5,000万年前に生きていました。ムカシクジラの仲間は,現在のクジラのようなエコロケーションの機能や,エサを濾(こ)して食べる機能を持たず,体長5〜20メートルくらいの大きさで,浅い海で生活していたと考えられています。
 ハクジラ類とヒゲクジラ類は,およそ3,000〜4,000万年前にムカシクジラ亜目のバシロザウルス科からそれぞれ進化したと考えられています。ハクジラ類はエコロケーションによって,素早く泳ぐエサを捕らえるような進化をし,ヒゲクジラ類は集団のエサを濾して食べる機能を獲得し,より多くのエサを食べられるよう体を大きくしていきました。それぞれ生活の場を大洋にまで広げ,現在のクジラの形に進化していきました。

―――いかがですか?私,ヘンなこと書いてますか?
上の文章読んで,私が上野動物公園の猿の檻の前で「ああ私のご先祖様…」とつぶやいている姿が,思い浮かびましたか?
現存する猿が,人間の祖先だと思いませんよ。いくらなんでも。
1000年単位で見れば人間の祖先は人間だと言いきれるやも知れません。
しかし1000万年前の地球に人間は住んでないでしょ。
だからって1000万年前の地球が人類とはまったく無縁のまったく別次元の世界だと 思うかと云われれば,
“人間以前の存在”は,存在したと思うです。
そんなことは,ともかく。自分の意思を思いもかけない形で否定されるというのは,腹が立つもんだ。ちくそ

(おわり)

ちなみに。進化論否定論はダーウィンの時代にさかのぼる基督教信者の方々の困った考え方の事だ。
科学が万能なんて考えちゃいないが,大昔,地動説を唱えた人物を服毒死させたのも,この手の連中だ。
しかし,本気で進化論を否定してるひとなんだろうか?宗教系のひとなんだろうか?
話しは飛ぶけど,クジラを殺すのが可哀想で,家畜がそうでない理由は,クジラはアストラル体をもっているからで,
アストラル体をもつ生命は,死ぬときとても苦しむからなんだそうだ。

アストラル体とは?

(こんどこそおわり)

WWFが商業捕鯨を容認する声明を公表。

WWFといえば,もちろんアメリカで人気のプロレス団体World Wrestling Federation(ワールド・レスリング・フェディレーション)のことだ。
今回の声明は捕鯨闘争のステージにまでメロドラマを持ち込もうという狙いも見受けられる。
いったいどんなドラマが生まれるのか?
IWC日本代表と反捕鯨の尖兵ニュージーランドのヘレン首相(♀)との禁断の愛に,
ザトウクジラの横やりが入り,会場が大パニックに…なんてことにならなければよいのだけれど。

以下,引用文入ります。

■新たな一歩を踏み出すとき
 クジラをめぐる問題は、今も混迷を極めています。対立する利害関係や、心情的なもつれなども加わって、事はいっそう複雑です。しかし、もうそろそろ、解決に向かう新たな一歩が踏み出されるべきです。
WWFは、50カ国に及ぶ国際団体であり、クジラに関しても、国によってさまざまな意見があります。これまで、商業捕鯨をなくしていこうとする意見がより強く反映されてきました。それは、乱獲によるクジラ類の激減をくい止める大きな力になりました。しかし、乱獲の最大の理由であった鯨油の需要がなくなった今、WWFもまた、次の一歩を踏み出すときに来ているといえます。 

■捕鯨賛成/反対だけでない見方が必要
 WWFジャパンは、長い捕鯨の歴史を持つ日本の自然保護団体という立場から、対立する双方の意見とその背景を理解してきました。そして今年、相変わらず絶滅の危機に瀕しているクジラについては、調査や保護が強化される必要があること、そして十分な個体数が生息していると科学的に推定されているクジラについては、持続的な利用が確実に行われるような、徹底した管理制度が設けられるのであれば、その利用を否定することはできないとする考えを、各国のWWFに向けて発表しました。
 さまざまな意見をぶつけ合うことで、本当に今必要なことは何なのかを話し合えるのは、国際的な団体の大きな利点です。
 捕鯨賛成派と反対派の2つに、すべての意見を振り分けて考えていることが、問題の解決を阻む最大の原因だとWWFジャパンは考えています。今でも保護が必要なクジラと、資源として利用する可能性も考えられるクジラ、その両方が、地球上に将来にわたって存続し続けるために必要な措置を求める「保護と持続可能な利用の両立派」ともいうべき第3の見方が必要です。 

(WWFジャパンHPより引用)

…“鯨油の需要がなくなった今”って,一体いつの“今”のことだ?